幻想を魅せるなら このまま覚めないで

趣味のことを好き勝手に

関ジャニのオタクが水樹奈々さんに少し勇気をもらった話

6人が5人になった、なってしまった。

 

 

 

関ジャニ∞のキラキラ光る黄色が消えてしまった。

 

 

 

錦戸亮関ジャニ∞脱退、事務所退所。

 

 

 

 


発表があったのは9/5。

十五周年記念のコンサート、「十五祭」のオーラスがあった二日後のことだった。

ご縁があり、十五祭は名古屋・大阪・福岡・そして東京オーラスに入ることが出来た。

毎公演楽しくて、最高で、夏を駆け抜けた。

オーラスももちろん6人の姿があった。メンバーみんな笑顔で、楽しそうで、ようやく、「7人から6人の姿を見れるようになった」そう思えた。

 

 

 

発表当日は仕事をしており、たまたまSNSを開いて知ってしまった。家に帰るまで我慢し、着いた途端泣きじゃくった。なんで、どうして、ただただ苦しかった。色んな方から心配の連絡を頂いた。その中に「今ライブに行ける気持ちじゃなければ、それもそれで大丈夫だから、気軽に言ってね。」というLINEが。

 

 

 

 


そうだ、私、15日の水樹奈々さんのライブに誘ってもらったんだ。

 

 

 

 


誘ってくれたフォロワーさん(下記Aちゃん)は私がジャニオタになる前からの付き合いであり、今年で7.8年も仲良くさせて頂いてある。

以前からAちゃんが奈々様のFCに入っていることも、ライブに行っていることも知っていた。私も元々はアニオタなので当然奈々様は知っているし、TOSコレットちゃんに出会ってからずっと応援していた。

 


しかし、ライブ一週間前に突然の悲報。死ぬほど落ち込んでいた。申し訳ないが、断ろうとも思った。まだ一週間前だから誰かにチケットを譲ることも出来るかもしれない。

 


ただ、関ジャニの残されたメンバーが前を向くため、ファンのため、すでに11月から全国コンサートを控えていることを伝えてくれた。彼らはすでに前を向いている。まだまだモヤモヤや辛い気持ちもある。それでも、私も前を向かなきゃいけないと思い、行けることを伝えた。

 

 

 

 


その週の日曜、奈々様のチケットをもらうためにAちゃんと会うことになった。私は今の自分の気持ちを全部伝えた。つらい、悲しい、すばるくんのあの日を思い出した、でも前を向かなきゃいけない、全部全部、拙い私の気持ちをずっと聞いてくれた。そのお陰で少し吹っ切れたのかもしれない。全て話終わった私は、奈々様のライブに行くための準備について聞き、Aちゃんに今までのライブTをお借りすることになった。

 


ここでまさかの関ジャニと奈々様の共通点が。

 

ツアーグッズにユニフォームあるんだ。そういえば関ジャニも……

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うん、何だが嬉しくなった。

 

 

 

それからライブまで、セトリ順で曲を聞いたり、借りたライブDVDでコールを覚える日々が続いた。

(しかしコール難しすぎて、好きなsuddenlyとAstrogationしか覚えることが出来なかった無念)

 

 

 

当日

 

Aちゃん含む連番組はMV撮影場所巡りをしていたので昼から合流。ご飯を済ませ会場である、ZOZOマリンスタジアムへ。

 

 

兎に角圧倒的男性率。ジャニーズのコンサートでは感じられない熱気。久々に一種の恐怖を覚えた。男性が怖い、という訳ではなく、ただ「にわかの私がここに入れるのか?刺されないか?」という意味不明な感情。兎に角Aちゃんたちに着いていくしかなかった。

 

 

 

しかしライブが始まると一転、私はあの中で必死にペンライトを振っていた。

 

 

 

アリーナだったので奈々様が見えないこともしばしばあった。ただ同じ空間に入れるだけで凄く楽しかった。今まで培ったオタクの本能で、周りのファンのペンライトに合わせただただ笑顔でライブを楽しんでいた。

 

 

改めて言うが、水樹奈々さんは本当に凄い方だった(今更)

当然ソロなので彼女だけが歌わなくてはいけない。なのにあのポテンシャル。激しいダンスをしながら歌う、それも三連続、休憩なしで。見ているこっちが息が詰まりそうだった。歌い終わっても笑顔でMC。凄い、本当に凄い。

 

 

ついに待ちに待ったsuddenly~巡り合えて~。覚えてきたコール、ペンライトをグルグル回しながら"こんなに綺麗にコールが揃うなんて、やっぱりいいなぁ"と思っていた。終わった後嬉しくなってとなりのAちゃんに「出来た!」と子供のように報告し、笑顔でよかったねと言ってもらえた。

 

想い出を塗り変えて 歩き始めるんだね
疑いも寂しさもサヨナラして

世界が変わらなくても 何かが変わりだしたよ

コワレてしまう夢じゃない 未来が嬉しい
いつまでもいつまででも 並んで行けるはずだよ

歌詞をどうしても彼らに重ねてしまうオタクをどうか許して欲しい。

 

 

そしてAstrogation。この曲は私にとって少しだけ思い入れがあった。7.8年前、まだ私が高校生でAちゃんと仲良くなった頃、わざわざUSBに奈々様の曲を入れて送ってくれたのだ。その中にAstrogationがあった。そこで大好きになって、まさか初参戦の今年、生で聴けると思っていなかった。

 

曲の途中で突然の大きな音。え、思わず口を開けて空を見上げた。スタジアムの空に花火が上がっていた。曲に合わせて綺麗に打ち上がる花火に私は、何故かぼろぼろ泣いていた。色んな感情が混じってぐちゃぐちゃになっていた。

 

 

初めて聞いた時に好きになった曲、花火、夏が終わる、そういえば関ジャニの十周年の"十祭"の時も野外ライブで花火が上がっていたな、あの時は7人だった、今年は十五祭だったな、純情恋花火聞きたかったな、つらい、つらい、

 

 

 

ごめんなさい、すぐに色々考えて辛くなるオタクなんで。奈々様のライブなのに、どこか彼らを思い出していて。曲が終わった後しばらくタオルから顔をあげれなかった。ただライブは続く、私も切り替えてペンライトを振りかざした。

 

 

アンコール明け、フォークリフトに乗った奈々様が外周を周りながらファンに笑顔を見せていた。ありがたい事に外周近くだったので、彼女を目の前で見れた。噂通り、ファンのみんなの目が見たいのか一生懸命顔を見ようとしてくれていた、嬉しい。

WアンコはETERNAL BLAZE。最早コールを覚えるという感覚ではなく、知らない間に学んでいたようだった。オレンジ一色のペンライトの一員になれた、最高だった。

 

 

終演後、銀テープを多く取れてしまったが一枚でいいことをAちゃんに告げると、「手に持って会場を出れば欲しい方が声をかけてくるよ〜」と、なのでスタンド席の方が出てくるあたりにいると声をかけられ、どうぞと手渡しをしていた。すると、もらってくれたファンの方皆さんが「ありがとうございます!お疲れ様でした!」と頭を下げて去って行っていた。

ここで少しだけ私の個人的な意見になってしまうが、やはり男性が多い現場、少しマナーやルールで怖がっていた部分があった。しかしそんなことなかった。私が見た限り、皆さん優しくて今までのイメージが嘘のようだった。

 

 

 

 

結果、私は笑顔で帰宅することができた。

 

 

 

 

 

今回のライブで奈々様は「まだまだ前半戦!」と仰っていた。彼女曰く77歳まで続けるようだ。たしかにソロとグループでは立場も考え方も違う。しかし、ファンのためにという思いは少しばかりは同じ部分があるのではないかと思った。

関ジャニ∞の大倉くんも先日、ラジオでファンに向けてコメントを残してくれた。

エイターのみんなには本当にすごく感謝しています。あなたたちがいたから、この半年間ずっっっと笑顔でいられました。みんなも日々辛いこと、悲しいことね、たくさんあるよね。でもだからこそ、ライブで笑顔で会えるあの瞬間がすごい幸せだよね。まあ明日からお互いがんばって、またライブで会えるときは、泣いててもいいから、笑顔で会えるといいなと思ってます。お互い元気もらって、支え合って、ここまで来られたと自分では思っているんで、これからもこんな大変な俺たちだけどよろしくお願いします。

関ジャニ∞大倉忠義、脱退の錦戸亮へ本音 10分間の手紙で「すげえ寂しいですね」<全文> - モデルプレスより引用

 

 

うん、前を向かなきゃ、関ジャニ∞は11月から47都道府県コンサート、奈々様は来年3月からツアー………

 

 

 

 

これからも水樹奈々関ジャニ∞にーーーーかかってこーーい!!!!!!